祝福のかけら。

シュクフクノカケラ
とあるホテルの前を通りかかったら一面に花びらが撒かれていて、あぁさっきまで結婚式をしていたんだなってすぐわかるくらいその辺り一面に幸せの残り香が漂っていた。
その幸せの空気を撮りたくて足元を切り取ってみたけど、写真には主人公に取り残された欠片たちが少し色褪せて切ない香りに変わってしまっていた姿で写っていた。

伝えたい言葉

伝えたい言葉

伝えたいことはあるのに、伝えたい言葉がみつからなくて
何度も呼びかけて言いかけてを繰り返して

両手をひろげて

雨と傘
子供の頃から台風が大好きだった。
耳元でごうごうと音立てて不規則に風が吹き付ける。
遠くの空から大きな雲が私にむかって迫ってくる。

そんな時、私は決まって住んでいた高層マンションの最上階に登って両手を広げて風と雲を出迎える。
もしこのまま風にふき飛ばされてしまってもいいと思いながら。

甘ったるい音。

たわいない色

不意に耳に流れ込む言葉に心が締め付けられて息ができなくなる。
いつの日かに置いてきた感情が溢れてしまうような。

元気な背中。

ちびっこなかよし
実は少し人見知りだったりするので
初めて会ったのに途端になかよしになる子どものチカラは本当にすごいと憧れる。

むこうがわの世界。

むこうがわの世界
以前は自分のいる世界にいまいち現実味を帯びていない感覚があった。
目の前には壁があってその向こう側に行きたいようなそんな感じがして。
ここ数年はそんな感覚は薄れてることに気づいた。

もしかしたらいつのまにか向こう側に来れたのかもしれないって思ってみたり。

人を撮る。

ヌカコさんとhasselbladさん

『その人と向き合い内面を撮る。』なんてことは私には到底無理だけど
私と共に過ごした時間の中で交わした言葉とか気持ちを伝って現れた表情。
本人も気づいてないような顔を盗み撮れるようになれたら。