両手をひろげて

雨と傘
子供の頃から台風が大好きだった。
耳元でごうごうと音立てて不規則に風が吹き付ける。
遠くの空から大きな雲が私にむかって迫ってくる。

そんな時、私は決まって住んでいた高層マンションの最上階に登って両手を広げて風と雲を出迎える。
もしこのまま風にふき飛ばされてしまってもいいと思いながら。

むこうがわの世界。

むこうがわの世界
以前は自分のいる世界にいまいち現実味を帯びていない感覚があった。
目の前には壁があってその向こう側に行きたいようなそんな感じがして。
ここ数年はそんな感覚は薄れてることに気づいた。

もしかしたらいつのまにか向こう側に来れたのかもしれないって思ってみたり。

人を撮る。

ヌカコさんとhasselbladさん

『その人と向き合い内面を撮る。』なんてことは私には到底無理だけど
私と共に過ごした時間の中で交わした言葉とか気持ちを伝って現れた表情。
本人も気づいてないような顔を盗み撮れるようになれたら。

春の音

寒々しい空。
夜道を歩いていたら春の風の音がしてあまりにもうれしかったのと、iPhoneから投稿しようとアプリを入れたのでテストをかねて。
春がきた。また寒くなるかもしれないけどうれしい。