夏の音の思い出。

ヒマワリさん私が生まれて初めて歌謡曲ではない音楽に出会った最初の音。
貴方の甘えるような独特な歌声に、恋心すらまだ知らない私はただただうっとりとして、当時の時間のすべてを貴方の歌声とともに過ごした。

貴方の声が聞きたくて、私の街では聞けない東京のラジオ番組の電波をさがして
夜中の冬の寒い窓辺でノイズだらけの貴方の声を聞いてた。

あるきっかけがあって、また貴方の歌を聞いた。
当時の貴方の姿は美しく、歌声はそれはそれは甘く素敵だった。

そして、今日も貴方の声を聴く。今はもういない貴方を想って。

 

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