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言葉を喰らう

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吐き出したいことはあるのにそれにあてはまる言葉が見つからず、
何日も何日も書いては消すを繰り返してる。

眠りたいのに眠れずにベッドの上で何度も寝返りをうつ。

書くことも眠ることもできないから夜中に起きて、
ムシャムシャと言葉を食べてる。

言葉たちよおなかの中に溜まって、
熟れていつか私の言葉になって帰っておいで。

夏の音の思い出。

ヒマワリさん私が生まれて初めて歌謡曲ではない音楽に出会った最初の音。
貴方の甘えるような独特な歌声に、恋心すらまだ知らない私はただただうっとりとして、当時の時間のすべてを貴方の歌声とともに過ごした。

貴方の声が聞きたくて、私の街では聞けない東京のラジオ番組の電波をさがして
夜中の冬の寒い窓辺でノイズだらけの貴方の声を聞いてた。

あるきっかけがあって、また貴方の歌を聞いた。
当時の貴方の姿は美しく、歌声はそれはそれは甘く素敵だった。

そして、今日も貴方の声を聴く。今はもういない貴方を想って。

 

夜中に髪を切る

花の色
ざくっ、ざくっ。
夜中に一人で髪を切る癖がある。

洗面台の大きな鏡の前で鋭い髪切鋏をすべらす。

流しに積もる私だった一部。
私から切り取られた途端に変わってしまった髪の色に驚く。
命の色。

去年と今年の間に大切な人の命が消える場面に立ち会った。
穏やかに眠るように旅だったその人の顔を思い出す。

いつかは私も只の肉片になる。