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異境の片隅から

無性に旅に出たくなる時がある。
できるだけ遠くへ。
まだ見たことない風景をもとめて。

それは今いる場所の再認識するための儀式のようなものかもしれない。

何気ない日常がどれほど愛おしいものだったのか。
傍にいる人達との時間がどれほど大切なものだったのか。
遠い街の片隅で違う景色を見てる、逢いたいあの人を想う。

波のまにまに

誰かのために撮ってる訳ではないけど、
誰かにキレイと言われたい気もして。

誰かにすごいと言われたい訳じゃないけど
誰かにいいねって言われたい気もして。

自分の中の衝動で押してたはずのシャッターが
いつの間にかシャッターを押すことが目的なってしまっていて。

自分の信念みたいな物をもっときっちり持ちたいな。
気持ちが行ったり来たりしないように。

もっと自分の中にある尖ってる部分を研ぎ澄ましたい。
自分でも触れないくらい鋭く鋭く。

息を切らして。


誰よりもマイページを自負している私だけど、今年は何だか前のめりに生きることを試されてる気がしている。

普段なら絶対思わないような決心をしてみたり、新しい仕事に今までにない立場で関わらせてもらったりしている。

常に背中から風が吹き抜けてるような感覚。
走れ、走れと急かされているように。
この気持ちが落ち着くころ私はどんな風景を見ているのだろう。

私は自分のことなのに一体何をカッコつけて逃げてるの?

自分の中から声が聞こえた。
嗚呼、そうだ…。

突き刺さってしまった。図星だった。
私を殺していたのは私だ。

私が私のためにやらないのに、いったい誰がやってくれると思ってたの?

もっと這いずり回って、しんどい思いして、他人から何をあんなに一生懸命になって、カッコ悪いと笑われるくらいにやらなくっちゃ。